上田小県地域の神社
厳粛な中で斎行された御本社例祭を取材
9月19日(火)に生島足島神社にて御本社例祭が斎行され、取材をさせて頂きました。
今回はお祭事の様子を順序に従い写真を中心にお伝えします。
例祭は、それぞれの神社で期日は異なりますが、年に一度、御祭神や神社に特別ゆかりの深い日に行われる重要なお祭りのひとつです。ここ生島神社では秋に執りおこなわれています。
また、この日の午後からは“神賑祭(しんしんさい)”も行われました。
このお祭りは神様に催しを以て、その賑やかな様を見て頂き、喜んで頂くお祭りです。
生島足島神社 御本社
手水をとり、参進する前に神職及び参列者は社務所前に整列して、祓所へ向かいます。
結界の張られた祓所(はらいど)で修祓(しゅばつ)を受けます。
大麻(おおぬさ)でお祓いし、塩湯(えんとう)でお祓いします。その後、御本社に向かいます。
修祓
祝詞の奏上
御本社に入り、所定の座につきます。宮司が神前にて拝礼されます。
続いて、御本殿の御扉が開かれます。このときに神様がお出ましの時に警蹕(けいひつ)があげられます。警蹕(けいひつ)とは、「お~」と神職が発する独自の声で祭祀に参加している者に対して、畏(かしこ)みを促すものです。
神前にお米、酒、塩をはじめ、海の幸、山の幸などの神饌がお供えされます。
所定の座
献饌の様子
宮司が神前にて祝詞の奏上がされます。
神社本庁から献幣使が参上し、本庁幣(幣帛:へいはく)が献(たてまつ)られます。
宮司の祝詞奏上
幣帛の奉献
神楽が奏でられ、巫女舞が奉納されます。今回の舞は「豊栄の舞」
雅楽の様子
巫女舞の様子
「豊栄の舞」を舞う生島足島神社の専属の巫女さん
宮司、神職に続いて参列者が玉串を持って拝礼します。
※今回は略されています。
宮司に合わせて神職、参列者一同が拝礼します。
御本社を退出し、その後、社務所前に一同整列し、散開となります。その後、会場を斎館にて直会が行われ、祭事は終了となります。
神社によって多少の違いはあるようですが、お祭の基本的な流れです。
午後からは神賑祭が執りおこなわれました。
神楽殿において“清興上小雅楽会”の皆さんで厳かな雅楽が奏でられました。
また、三好町太鼓も“三好町保育園”の園児の皆さんで演奏されました。
“信濃の国 神川煌神太鼓”の皆さんによる演奏がされました。神川煌陣太鼓は10年ほど前に上田市神川地区の皆さんが中心になって発足されたそうです。
また、諏訪太鼓の系統を引き継いでいる太鼓だそうです。
“御諏訪太鼓”の皆さんによる演奏がありました。“御諏訪太鼓”は昭和23年に発足され、約67年の歴史を持つそうです。現在は30名ほどのメンバーで演奏されているそうですが、“御諏訪太鼓連合会”として世界中に系統されているそうです。
大きなお祭りである、2月17日の“祈年祭”、今回取材をさせて頂きました9月19日の“御本社例祭”、そして11月23日は“新嘗祭”が斎行されます。
また、取材をさせて頂き、掲載したいと思います。
生島足島神社 恒例祭の案内
境内の案内図
名称 | 生島足島神社 |
住所 | 長野県上田市下之郷中池西701 |
連絡先 | 0268-38-2755 |
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