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「まいぷれ上田・東御」取材レポート

第一回 上田市移住者交流会

上田市に魅力を感じて住まわれた皆さんの交流会

12月8日(土)に『上田市中央公民館(第一会議室)』で初開催となる「第一回上田市移住者交流会」が開催されました。

 

上田市では2015年上田市の魅力を伝えて上田市に住んで頂くことを目的に“シティプロモーション推進室”が活動を開始し、2017年4月には“移住定住推進課”が新たに設けられ、移住定住サポート支援活動が行われています。

専任の“移住定住コーディネーター”を設置し、県外から上田市に移住を検討されている皆さんを行政サポートしています。

移住定住推進課は移住定住サポート支援をはじめとして、ふるさと納税、結婚支援などを行っています。

 

現在、行政による移住定住サポート支援で、上田市に移住され生活されている皆さんは2018年11月現在で220名を超えています。

 

今回、移住者同士の交流や情報交換を行う機会として初めて開催され、移住された皆さん46名と移住定住推進課スタッフ6名参加による交流会となりました。

司会進行を政策企画部 移住定住推進課 係長西澤 栄明子さんが務める中、政策企画部 移住定住推進課 課長大平 光博さんの開会の挨拶で交流会は始まりました。

開会の挨拶大平 光博課長

参加された移住者の皆さん

政策企画部 移住定住推進課

課長 大平 光博さん

政策企画部 移住定住推進課

係長 西澤 栄明子さん

上田市の移住への取組

政策企画部 移住定住推進課中嶋係長より移住定住に向けての各取組や実績状況が伝えられました。

長野県主催移住相談会(年10回程度)、上田市または上田地域主催移住相談会(年間6回程度)、東京でのサテライト窓口(月1回程度)などの活動で上田市に移住して貰う機会を作っています。

また、具体的に移住を考える際、就職先や住まいなどの課題があります。上田市は就職先についてはハローワークとの連携や民間の人材マッチング企業と連携(委託契約)を結び就職支援などを行っています。また、住まいは長野県空き家バンクと一般社団法人長野県宅地建物取引業協会 上田支部の協定により情報提供、交渉、契約を支援しています。

全国的にみても長野県は移住する所として人気があり、地方移住ランキングでは2007年から2017年の9年間で5回第1位となっているそうです。 ※長野県楽園信州・移住推進室調べ

その中でも上田市は人気の移住先で2017年は43組100名の方が移住され、長野県で第1位となったそうです。

政策企画部 移住定住推進課

係長 中嶋大輔さん

説明資料

テーブルごとの歓談

 

歓談は各テーブルごとに“歴史”、“子育て”、“自然”、“仕事”、“おまかせ”にテーマが分かれていて参加した皆さんがそれぞれのテーマをキーワードに交流を深めて頂く志向でした。

各テーブルには移住定住推進課の職員皆さんがファシリテーターとして加わり、進行されていました。

徐々に参加者同士の緊張も解け、笑顔や笑い声が溢れる歓談となっていきました。





各テーマでテーブルごとの歓談の様子

地元の食材で地元の味

今回の交流会には「内村っ娘の会」の皆さんが作ってくれたおはぎカボチャのケーキなど、地元の穀物や果物使って美味しそうなスイーツが揃えられていました。また各テーブルにはもう一つのお茶請けとして信州を代表する漬け物、野沢菜の漬け物をはじめ色々な漬け物も用意されていました。


○内村っ娘の会

内村っ娘の会は上田市西内地域、鹿教湯(鹿教湯温泉)、大塩、霊泉寺温泉の女性の皆さんで運営している地域の活性化を推進しているグループです。

お茶請けは皆さんに人気

「内村っ娘の会」さんの作ったスイーツ

移住者の皆さん

 

黒崎さんご夫婦

上田に移住する切っ掛けはもともとお二人は長野県出身でご主人は上田出身、奥様は山ノ内町の出身。ご主人の仕事関係で山口県に住んでいたのですが、ご主人の出身地である上田に住むことを決められ2018年7月から20年ぶりに移住されました。

仕事はこちらで新たに見つけ就職されたそうです。上田の地は高速道路、新幹線など交通の利便性も良く、休日はおふたりでドライブや買い物を楽しんでいらっしゃるそうです。

また、晴天率が良く上田に移住して良かったと満足されていました。

 

渡邊さんご夫婦

ご主人は福島県出身、奥様は千葉県出身で遡ること9年前に奥様が映画「サマーウォーズ」を観て熱狂的ファンとなり聖地巡礼(ロケ地巡り)で上田に初めて来られたそうです。その後“上田わっしょい”のサマーウォーズ連に9年連続参加し、上田の知り合いも増えて毎年夏に里帰り気分で上田を訪れていたそうです。

上田に移住した切っ掛けは東京の専門学校の同級生であるご主人と結婚を機に上田に移住することを決めたそうです。住まいはサマーウォーズ連の仲間の方に紹介してもらい、お仕事もすぐに見つかったそうで、ご主人は2018年8月から奥様は同年10月から移住し上田の暮らしが始まったそうです。

 

黒崎さんご夫婦

渡邊さんご夫婦

星野さんご家族

ご主人は新潟県、奥様は埼玉県出身、上田市に移住する切っ掛けは大学時代に出逢い結婚し、東京で17年ほど暮らしていたが子供ができて田舎で育てたいと言う思いがあり、ご主人が小さい頃から訪れていた長野県で暮らしたいと考えたそうです。上田市はご夫婦の実家の中間地点と言うことも有り仕事を上田で見つけ就職し、2017年9月に移住されたそうです。

上田市は天気が良く、休みのたびに牧場に行ったり、紅葉を見に行ったりと県内色々なところに出掛けて楽しんでいらっしゃるそうです。

 

織田さんご夫婦

愛知県出身のご主人、祖父母が青木村に家を建てたことが切っ掛けで小さい頃から遊びに来ていたそうです。社会人になってからもよく来られていて、特に夏涼しく過ごしやすいところが気に入っていたそうです。

大分県出身の奥様と愛知で出逢い、結婚を機に上田市に移住することを決めたそうです。結婚前にご主人が就職先を見つけ上田での暮らしを始め、奥様はお勤めの会社に上田市に支社があり、転勤をさせて頂けたそうです。2018年4月に結婚され、上田市での暮らしが始まったそうです。

休日には温泉に行ったり、上田を中心とした県外に出掛けたりしているそうです。

星野さんご家族

織田さんご夫婦

移住者アンケート結果発表

 

皆さんがどちらから上田に移住するに至ったか、切っ掛けや選んだ理由、住んで見てどうかなどアンケートの結果が発表されました。

上田市を選んだ理由として一番は「自然環境が良い」続いて「首都圏からの交通の便が良い」、「自然災害が少ない」、「温泉が身近にある」、「食べ物がおいしい」など生活環境の良さを気に入り移住された傾向でした。

また、実際に住んで見てどうであったかを“もの申す編”(不満なところ)と“満足編”に意見がまとめられていました。少々不便なところはあるようでしたが、満足されている意見がかなり多くあることが印象的でした。

移住者の皆さんと政策企画部 移住定住推進課の皆さんで記念撮影

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