「まいぷれ上田・東御」取材レポート
塩田産大豆の美味しいお料理
11月18日(土)に上田市のとっこ館(塩田の里交流館)で“塩田産「ナカセンナリ」の味噌を楽しむ冬の料理教室”が開催されました。
“ナカセンナリ”とは塩田産大豆の名称で、柔らかくて甘みのあるのが特徴です。
今回の料理教室も人気で20名を上回る参加者でした。お料理はナカセンナリの味噌やきな粉などと先日、収穫された“みどり大根”を使ったお料理が中心に作られました。
前回もご紹介しましたが、お料理を教えられたのは、おうち料理研究家の“王鷲美穂(おおわしみほ)”先生、2016年に上田市合併10周年記念事業の“信州ベジタブルなないろスイーツコンテスト”のベジタブル部門において、出品された「上田ブラウニー」が最優秀賞受賞を受けました。
「上田ブラウニー」は商品化され、現在販売されています。
また、“おいしいよ!おいしいね!が出会う場所『Ohisama』料理教室”を運営されています。
今回のお料理のポイントを説明する王鷲美穂先生
味噌を楽しむ冬の料理としてナカセンナリそのものが入った「ナカセンナリと冬野菜の味噌ポトフ」、ナカセンナリで作った味噌が使われた「上田みどり大根の味噌グラタン(大根の器)」、ナカセンナリのきな粉をまぶした「塩田せんなりきな粉とお餅の黒糖ソース」の3品です。
今回のお料理の具材!
ナカセンナリのきな粉は旨味と甘みがあります!
今回のお料理教室は美味しいお料理に加えてもうひとつ、“味噌の味比べ”も楽しみのひとつでした。
上田で味噌を作られて87年、“武田味噌醸造株式会社”さんの四代目“武田晴太郎(たけだせいたろう)”さんが5種類の味噌を用意され、その違いをご飯に付けて楽しむ企画がありました。
“武田晴太郎”さんは“武田味噌醸造株式会社”さんの四代目で「味噌製造技能士2級」で「みそソムリエ」でもいらっしゃいます。
写真右、1時の時点から右上時計回りに簡単に説明しますと、十二割味噌(華城下)、八割味噌、八丁味噌、麦味噌、十四割味噌です。
“華城下”は塩田ナカセンナリを使用した味噌で、後ほど嬉しい情報をお伝えします。
“武田晴太郎(たけだせいたろう)”さん
味噌もいろいろ!
野菜がたっぷりでナカセンナリが入ったポトフ、味の決め手は味噌の量で味を整えるところのようで、味見をしながら皆さん美味しいポトフに仕上げていました。
味見をしながら・・・
ポトフにお味噌、美味しいんです!
ナカセンナリと冬野菜の味噌ポトフの完成!!
焼き上がったお餅に黒糖ソースをかけ、ナカセンナリのきな粉がまぶされて完成です。
なんと、黒糖ソースの隠し味に醤油が使われていました。
黒糖に醤油を少々!
お子さんと楽しそうにお料理されているのは“武田味噌醸造株式会社”さんの“市川絢子(いちかわあやこ)”さん、「ナチュラルフード・コーディネーター」で「みそソムリエ」でいらっしゃいます。
今回はお料理を作るために参加したそうです。
きつね色にお餅を焼き・・・
黒糖ソースをかけ・・・
きな粉をまぶして完成!!
舟形に形作られた“みどり大根”の器にグラタンの具材を入れ、オーブンで焼かれ、陶器の皿に移され完成です。
この器になった“みどり大根”も美味しく頂けます。
オーブンで美味しそうに焼き目がついたグラタン♪
40分ほど“ナカセンナリ”を煎って煮出した「大豆茶」も添えられ、皆さんで作った美味しいお料理を召し上がっていました。
また、5種類のいろいろなお味噌をご飯と一緒に楽しんでいました。
お料理の完成です!!
ナカセンナリ大豆のお茶も用意され、お食事です!
ナカセンナリ大豆生産者で普及活動をされている“しおだSUNダイズ”の“小林圭一”さんと“塩沢好太郎”さんも会場に来られ、“ナカセンナリ”を皆さんに紹介されていました。
塩田ナカセンナリで初めて作られた味噌“華城下”なのですが、12月末頃に“アリオ上田店”でプレ販売が予定されています。はっきりした日時はまた「まいぷれ上田・東御」でご案内したいと思います。ご興味のある方は是非お出かけ下さい。
塩田ナカセンナリで作られた味噌“華城下”
写真左:小林圭一さん、写真右:塩沢好太郎さん
“季節を楽しむ料理教室”は2月17日(土)“味噌仕入教室”、3月10日(土)“春を楽しむ料理教室”の予定です。
参加をご希望したい方は是非お問合せしてみて下さい。
また、取材させて頂きたいと思います。
名称 | 季節を楽しむ料理教室 |
問い合わせ先 | とっこ館(塩田の里交流館) |
連絡先 | 0268-39-7250 |
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