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時計屋さんのワンポイントアドバイス(機械式腕時計の精密時間調整【その1】)

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時計屋さんのワンポイントアドバイス(機械式腕時計の精密時間調整【その1】)
腕時計のチューニングすると日差が小さくなります!

機械式腕時計の心臓部テンプのお話し

機械式腕時計の時間を刻む重要な部品にテンプという部品があります。
テンプは大きく分けて「天輪」(外側の輪)、「天輪アーム」「天真」(中心の軸)、「ヒゲゼンマイ」があり、他にいろいろと細かい部品がついて形作られています。

中でも「ヒゲゼンマイ」テンプの命です。
この「ヒゲゼンマイ」の厚さは約3.5/100mm(髪の毛の太さくらい)の部品で両端が固定され、時計によって多少違いますが、1秒間に数回(2.5回~5回程度)伸縮を繰り返し、テンプを左右に振幅運動させて時間を刻んでいきます。

この「ヒゲゼンマイ」の巻かれている隙間が等間隔で無かったりすると偏心(中心から偏っていること)して振幅運動してしまい、時計の精度が落ちる状態、つまり時間の遅れや進みが起きます。またテンプが水平でない場合も精度が落ちます。

腕時計は身に着けて使われますから常に時計自体が水平でいることは不可能です。実は時計が傾いている状態ではテンプが偏心して動いています。

写真にある部品の中心に「ヒゲゼンマイ」を固定している「ヒゲ玉」(C字型の部品)を見比べて頂くと、上の写真では固定された部分からすぐ先で折れ曲がったようになってから渦を巻いています。ここのところを「内端カーブ」と言いますが、下の写真は「内端カーブ」を緩やかに付けて、等間隔に調整したものです。
そうすることによって偏心が非常に少なくなります。
このような調整(チューニング)で日常生活で使用しても日差が少なくなります。

機械式腕時計はメーカーで日差の目安を説明書に書かれていますが、新品の時計でもこのような調整をすると半分くらいになるものもあります。非常に高価な機械式腕時計では下の写真の様な調整がされているものも有りますが、手頃な価格の機械式腕時計はほとんど上の写真のようになっています。それはこの調整に時間と技術が求められて大量生産では難しいという理由もあるからです。

当店ではこのような大切な機械式腕時計の調整(チューニング)もしておりますのでお気軽にお問い合せください!
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