「まいぷれ上田・東御」取材レポート
みんなで楽しい共同生活体験
8月27日~8月30日までの4日間(3泊4日)上田市真田町にある真田中央公民館で“第14回さなだっ子ふれあい通学合宿”が開催され、今回は2日目の夕食づくりと夕食を中心に取材しました。
参加者は真田地域内の長小学校、本原小学校の児童4年生~6年生の29人が参加。
合宿をサポートするスタッフは、明治大学の学生さん8名、食生活改善推進協議会真田ブロックの方々、真田中央公民館の職員の方々。
既に夏休みが終わっていますので、この4日間は真田中央公民館が自宅代わりとなり通学するということになります。これが“通学合宿”という意味です。
2日目、3日目のスケジュールは概ね、起床して朝の身支度、みんなで朝食づくりをして朝食をとり登校準備などをして登校します。下校後は真田中央公民館に戻り、宿題、掃除、次の日の登校準備などを行い、みんなで夕食をつくり夕食を食べます。片付け後お風呂に入ったりして過ごします。この合宿の一つの特徴として、一日の振り返りを就寝前に行っているそうです。
下校後の宿題は大学生のお姉さん、お兄さんに勉強を教えて貰えて心強いですね。算数の宿題かな?
【明治大学の学生の皆さんのご紹介】
前列左から 飯野さん(文学部4年)、西川さん(文学部3年)、石田さん(文学部3年)
後列左から 安藤さん(文学部3年)、石川さん(政治経済学部4年)、野中さん(商学部4年)、木村さん(政治経済学部3年)、中原さん(文学部3年)
明治大学の学生の皆さんがスタッフとしてサポートする事になった切っ掛けは、第1回目開催のとき、当時の真田町役場に勤められていた職員の方が明治大学出身で母校の学生さんをスタッフに募ったことが始まりだそうです。以来、明治大学の有志の学生さんが毎回参加することになったそうです。
新鮮な夏野菜!
今夜のメイン“夏野菜カレー”のレシピ!
採れたて野菜で作る“サワー漬け”のレシピ!
管理栄養士の加藤さんが合宿の食事メニューを作りました。
2日目の夕食“夏野菜カレー” &“サワー漬け”は子供が作れて、美味しくて、栄養たっぷりを考えたメニューです。
ちなみに3日目の夕食は“タコライス”だそうです。美味しそう!
さあ、みんなで夕食づくり!
なかなか見事な包丁さばきですね
キュウリも丁寧に切ってるね
そろそろ完成まじか、美味しそう!
合宿を統括されている小山さん、「自分達で全てやることを通して、毎日、家では当たり前のようにご飯が出てきてそれを食べ、当たり前のように食器が片付けられている事がこんなに大変なんだなあと感じて、ご飯を作ってくれるお母さんやお父さん達に感謝の気持ちを持って貰えればいいなと思います」とおっしゃっていました。
みんなで作って食べる夕食は本当に美味しそう。
実は取材の人達も少し頂くことが出来ました。野菜の甘みとカレーのスパイシーな辛みのバランスがとても良く、美味しい夏野菜カレーでした。ご馳走様でした。
取材をさせて頂いて、参加された生徒さんの生き生きとした笑顔に出逢うことが出来ました。
合宿中はゲームはすることが出来ません、テレビも見ることが出来ません。
しかし、みんなで楽しそうに夕食を作り、美味しそうに食べている姿は、ゲームやテレビを忘れるほどに共同生活を楽しんでいるように私には映りました。
きっと参加者の生徒さん始め、皆さんの大切な楽しい思い出になる事でしょう。
取材にご協力頂きました皆様に感謝申しあげます。有り難うございました。
また、来年も取材させて頂きたいと思います。
名称 | さなだっ子ふれあい通学合宿 |
問い合わせ先 | 真田中央公民館 |
連絡先 | 0268-72-2655 |