上田小県地域の神社
生島足島神社 “御移神事”、“諏訪様還座祭”、“諏訪社例祭”、“御本社春季祭”、“御柱奉倒祭”
玉串を奉り拝礼(宮司・神職)
玉串を奉り拝礼(参列者)
宮司に合せて神職、参列者が一礼
御本社に向かいます
大麻(おおぬさ)で神域と神職及び参列者が祓い清められました。
所定の座につきます。神事の開始が告げられ、宮司が神前にて拝礼し、同時に参列者も拝礼しました。
神前にお米、酒、塩をはじめ、海の幸、山の幸などの神饌が供えられました。
宮司により神前にて祝詞の奏上がされました。
献饌の様子
宮司祝詞の奏上
宮司が玉串を奉り拝礼し、それにならい神職が拝礼、続いて参列者代表が玉串を奉り拝礼、その他の参列者はその場で拝礼しました。
神前に供えられたお米、酒、塩をはじめ、海の幸、山の幸などの神饌が下げられました。
宮司にならい神職、参列者が拝礼しました。
“御本社春季祭”は終了となりました。
玉串を奉り拝礼(宮司・神職)
玉串を奉り拝礼(参列者)
“御柱奉倒際”は去る平成28年4月に斎行された“御柱祭”によって境内に建てられた4柱の御柱「上ノ宮一之柱」、「下ノ宮一之柱」、「上ノ宮二之柱」、「下ノ宮二之柱」を倒す祭りです。
御柱は全てが倒されましたが、南西に建てられていた「上ノ宮一之柱」だけは「下ノ宮二之柱」が建てられていた北東の位置に建て直されました。
13時ちょうどにお祭りの開始を知らせる花火が打ち上がり御柱奉倒祭が始まりました。
不思議なことにそれまで降っていた雨が上がり、時折日が差す天気となりました。
大麻(おおぬさ)で神職及び木遣り(きやり)衆や棟梁を初め参加者が祓い清められ、拝礼をしました。
宮司から安全を祈願する祝詞の奏上がされました。
宮司が玉串を奉り拝礼し、それにならい神職が拝礼を行い、続いて木遣衆代表、棟梁代表、崇敬者代表が玉串拝礼を行い各関係者もそれに合せて拝礼しました。
宮司にならい神職、参加者が拝礼されました。
斎行に際して祝詞の奏上
大麻で祓い清め
奉告祭での祝詞の奏上
玉串を奉り拝礼
宮川宮司並びに依田氏子総代長から御柱奉倒祭の斎行にあたり、参集された皆さんにお礼と御柱を倒す際にはくれぐれも安全で怪我の無いようにと挨拶され、前日よりの神事、お祭りが無事に斎行されたことを告げられました。
社務所横では巫女さんによって参加者にお酒が振る舞われていました。
宮川宮司挨拶
依田氏子総代長挨拶
お酒が振る舞われる様子
御柱は大麻と切麻散米(きりぬささんまい)にて祓い清められ、酒が注がれ、いよいよ倒されることになりました。
引き手約150人が綱を左右にしっかりと張り、御柱はゆっくりと抜かれ、倒されました。
その後、御柱は方向を定められながら、約200mほど建て直される神社北東の位置(「下ノ宮二之柱」が建っていた場所)へと木遣り衆のかけ声とともに引かれ、無事到着しました。
大麻で祓い清め
切麻散米
御柱に酒を注ぐ
木遣り衆
進行方向修正する様子
御柱が曳かれる様子
「上ノ宮一之柱」の御柱は2m程切られ、位置を確認しながらまっすぐな状態にされました。
御柱を固定するために御柱と地面の隙間に杭を何本か打ち込み、固定され杭が整えられ、御柱はしっかりと建てられました。
杭などの高さが整えられた後、御柱は大麻と切麻散米にて祓い清められ、酒が注がれました。大麻は御柱の根元に奉られ、瑞垣(垣根)が置かれ、建て直しは無事に終了しました。
他の御柱も無事に倒され、“御柱奉倒祭”は無事に終了となりました。
御柱の位置を調整
杭を打ち固定
大麻で祓い清め
御柱の根元に大麻が奉られた
切麻散米
御柱に酒を注ぐ
◆生島足島神社 御柱案内板より
・長さ : 五丈五尺五寸(約17m)
・切り出し場所 : 東山市有林
・樹種 : 赤松樹齢約150年
・胴回り : 約2m
・重量 : 約3トン
※今回建て直された「上ノ宮一之柱」は2m切られているので長さは約15mです。
御柱の説明
建て直された「上ノ宮一之御柱」
こうして、2日間に渡って斎行された“御移神事”、“諏訪様還座祭”、“諏訪社例祭”、“御本社春季祭”、“御柱奉倒祭”は無事に斎行され、終了となりました。
◆(その1)では4月14日に斎行された“御移神事”(おうつりしんじ)、“諏訪様還座祭”(すわさまかんざさい)をご紹介します。
生島足島神社 恒例祭の案内
境内の案内図
名称 | 生島足島神社 |
住所 | 長野県上田市下之郷中池西701 |
連絡先 | 0268-38-2755 |