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「まいぷれ上田・東御」取材レポート

上田市市民リポーターと学生による「上田の魅力発信活動」合同報告会」&市民リポーター振返り講座

上田市シティプロモーション推進指針STEP2(第2段階)「市民参加による上田の魅力発信」

上田市市民リポーターと学生による「上田の魅力発信活動」合同報告会

3月30日(月)「上田市役所政策企画部広報シティプロモーション課」が主催となり誕生した「上田市市民リポーター」の方々と上田市にある「大学の学生達」による「上田の魅力発信活動」の報告が土屋陽一市長に上田市役所第1会議室で16:00から行われました。


上田市では上田市シティプロモーション推進指針のSTEP2「市外の人に上田市に興味・関心を持ってもらう」「市民にもまちの魅力発信に関わってもらう」の段階にあり、その市民による魅力発信活動の一部として今回の報告会が行われました。


上田市市民リポーター養成講座(振り返り講座)

この日、市長報告会の前の14:00から令和元年9月に上田市市民リポーターとなられた皆さんに対して「上田市市民リポーター養成講座(振り返り講座)」も開催されました。

この講座では「まいぷれ上田・東御」の代表である私(Tamagawa)が講師を務めさせて頂きました。

上田市市民リポーター養成講座(振り返り講座)

上田市役所東庁舎1階で「上田市市民リポーター養成講座(振り返り講座)」は行われました。

こ上田市市民リポーターの皆さんはの約半年間(2020年3月30日現在)に12件の記事を「うえだ大好き」に掲載しています。

今回は7名の市民リポーターのうち、3名の方の参加による振り返り講座となりました。

半年間の活動を振り返る

振り返り講座は上田市政策企画部広報シティプロモーション課の下島隆志(しもじまたかし)係長久保井康典(くぼいやすのり)主査の開会の挨拶と進行により始まりました。

「市民リポーターが誕生してからの約半年の間に台風19号や新型コロナウィルス感染拡大が懸念される中で上田市シティプロモーション推進指針のSTEP2を段階での市民目線で取材し、記事を構成し掲載して頂いている事へ感謝しています。これからもたくさんの記事をあげて頂きたい」と労いの言葉と今後の期待が話されました。

久保井康典主査

下島隆志係長

市民リポーターの振り返り発表

市民リポーターは上田市から要請されて取材したり、自主的にイベントや市民活動などを取材して記事にしています。多い方で5件掲載しています。


自分の記事を紹介しながら実際に取材と記事構成を行ってみて、感想や気づき、苦労や改善したいこと、今後の活動についてなど、各リポーターから話しをお聞きしました。

・実際に取材して、記事を構成してみると写真と内容にズレが出たりして苦労しました。

・上田の魅力をもっと発信出来るように磨きを掛けたい

・他の市民リポーターと連携した取材をしてみたい。

・記事を読んで貰う世代を意識してターゲットにして構成してみたが良いのか。

・うえだ大好きを賑やかにしていきたい。

など、皆さん取材や構成に苦労しながらも、積極的に取材や編集に取組み、ヤリガイを持たれているようでした。

南波勲(なんばいさお)さん

清水万里子(しみずまりこ)さん

川口稔(かわぐちみのる)さん

今回の講座にあたり、予め市民リポーターの皆さんが作られた12件の掲載記事を拝見させて頂き、“良いところ”、“改善すべき点などのアドバイス”をさせて頂きました。

講師の講評

掲載記事全体として取材のタイトルと内容が要約され書かれていたり、インタビューなどを交えて記事に深みがあったり、写真と文章が時系列に構成されていてわかりやすく組み立てられていました。市民リポーターの皆さんが作った記事は一生懸命に取材をして、まとめあげられたことが伝わる記事でした。

一生懸命作られた記事を更に良くするために構成をタイトル、サブタイトル、メイン写真、段落タイトルを使うと記事にメリハリが付き読みやすくなることや、写真にはなるべくキャプションを加えると全体に更にハリが出ること、作業など行程や過程を伝えたい場合はその経緯を写真で連ねると分かりやすくなることなどをアドバイスをさせて頂きました。


質疑応答を交えながら「上田市市民リポーター養成講座(振り返り講座)」は終了となりました。

リポーターの皆さんの個性を生かしたリポートをたくさん掲載してくれることを楽しみにしています。

講師を務める私

講座の様子

上田市市民リポーターと学生による「上田の魅力発信活動」合同報告会

報告会は「上田市市民リポーター」の3名、「先輩がお薦めするクリアファイル付き飲食店等ガイドマップ」を企画に取り組んだ市内大学に在籍する大学生の4名が自己紹介をした後、それぞれの活動の報告をしました。


上田市市民リポーターの活動報告

報告会には「上田市市民リポーター」7名のうち、川口稔さん清水万里子さん南波勲さんの3名が出席しました。個々のリポーター活動と掲載記事について話されました。

・川口稔さんは塩田公民館で開催されている「みんなのしおだ食堂」の記事について、取り上げた経緯や取材の感想などを話されました。

・清水万里子さんは現在までに鹿教湯温泉の「氷灯ろう夢祈願」をはじめ3件の記事を掲載し、市民リポーターとして楽しく上田の魅力を発信していると話されました。

・南波勲さんは「しめ縄づくり講習会が下室賀公民館」をはじめ5件の記事を掲載、市民リポーターとなる実習研修で上田市立博物館の「戌の満水」を取材、その後に台風19号よる中に河川の氾濫などの甚大な被害があり、歴史は繰り返されるたと感じ、防災に対する意識が変わったと話されました。

土屋陽一市長からは「記事のテーマはどのように選んでいるんですか」「取材交渉は大変ですか」との質問もあり、皆さんは取材の様子を説明していました。

また、今後の取り組んで行きたいテーマでは地元の技術やお酒、上田の散策コースなど上田ならではの魅力を発信していきたいとはなしていました。

土屋陽一市長

川口稔さん

清水万里子さん

南波勲さん

取材の様子などの質問をする土屋陽一市長

「先輩がお薦めするクリアファイル付き飲食店等ガイドマップ」

上田地域に在籍する大学生8名(信州大学生3名、長野大学生5名)が上田のさまざまな魅力を知って貰うために「先輩がお薦めするクリアファイル付き飲食店等ガイドマップ」を作成しました。

このガイドマップは見開き型のクリアファイルの外面に「信州大学エリア」「長野大学エリア」の道路が描かれていて、お店がプロットされた差し込みを入れるとお店のガイドマップになる仕組み、新しくオープンしたお店や自分だけの位置情報を書き足せばオリジナルガイドマップにもなるというアイディアです。

今回の報告会には八木あずさ(やぎあずさ)さん[信州大学]西潟瞳(にしがたひとみ)さん[長野大学]中村春斗(なかむらはると)さん[長野大学]齋藤悠介(さいとうゆうすけ)さん[信州大学]【※テレビ会議システムで参加】、オブザーバーの小林成子(こばやしせいこ)さん[まちなかキャンパスうえだ]が出席しました。

「先輩がお薦めするクリアファイル付き飲食店等ガイドマップ」を土屋陽一市長に

「先輩がお薦めするクリアファイル付き飲食店等ガイドマップ」外面

「先輩がお薦めするクリアファイル付き飲食店等ガイドマップ」内面

ガイドマップは2019年9月から企画され、2020年3月に完成し、報告となりました。

大学生の皆さんから、このガイドマップは上田地域内外から来た学生に向けて上田の魅力を発信していきたいと企画され、「後輩に上田地域の地名やお店を広めたい」、「生活に必要な情報を書き足して自分の情報マップにして欲しい」との想いから作り上げたことが土屋陽一市長に報告されました。

ガイドマップは8,000部作られ、上田地域の大学、短大に在籍の学生や新入生に配布するそうです。


【お礼】

ちなみにクリアファイルの内面に「まいぷれ上田・東御」のロゴおよびQRコードも印刷されています。皆さんで話し合って選んでくれたそうです。ありがとうございます。

八木あずささん

西潟瞳さん

中村春斗さん

土屋陽一市長から

上田市市民リポーターの皆さん、上田地域在籍の大学生の皆さんの報告を受け、土屋陽一市長は

「上田の歴史文化、出来事などを捉えて記事にして頂いていることに感謝しています。これからも上田市市民リポーターとして上田市の魅力を発信していってください。」

「クリアファイルに道路を印刷するというアイディアや工夫がなされていて素晴らしい、信大エリア、長大エリアと言うのも面白いですね。また、まちなかキャンパスうえだを大いに利用してほしいです。皆さんの活動に感謝いたします。」

と話されました。

活動に対して感謝の意を伝える土屋陽一市長

報告会を終えて記念撮影

シティプロモーションとは

地域の再生観光の振興市民の協働などの活性化を図るための概念です。

上田市に限らず、その地域内外に地域の魅力を発信し、知名度を上げると共に、地域が注目されることを目的に全国の各地域で活動がされています。

その結果として資源(ヒト、モノ、カネ)の獲得が期待されたり、そこに住む人達が地域への愛着や誇りを育む機会となります。

【上田市が取り組むシティプロモーションとは】

地域の魅力を情報発信し、受け手となる人たちとの良好な関係を創造する。


誰が
まずは、市職員が広報パーソンであるという意識を持ち、オール市役所で情報を発信する。
その上で、上田市のPRに関わることができる市民、市と関わりを持っている企業や市外の
上田ファンなども巻き込みながら、より多くの人が幅広い視野を持って情報を発信する。


誰に何を

市民に向けた誰もが分かりやすい情報の発信に加え、若者(学生)、高齢者、子育て世代、
観光客、移住を考えている人、企業など、情報を必要としている人に対して、求められてい
る情報を情報の受け手や伝達手段を選択して発信していく。


どのように

誰が、誰に何を情報発信するのか、その種類、組合せなどの創意工夫により、常に情報に
メッセージ性があり受け手に伝わる情報を戦略的に構築し、様々な媒体を駆使して発信していく。


1.基本的な考え方

上田市の持つ「人・食・文化・産業・情報」など多様な魅力を、市内外に発信すること
で、良好な都市イメージ(=都市ブランド)を形成し、多くの人から本市が「来たい・ま
た来たい・住みたい・住み続けたい都市」として選ばれるための一連の取組みをシティプ
ロモーションと定義します。


上田市ホームページ「上田市シティプロモ-ション推進指針」より

現在、上田市のシティプロモーションは「上田市シティプロモ-ション推進指針」(平成30年1月策定)の中に掲げられている3つのステップのうちSTEP2(ステップ2)に進んでいます。

STEP1(ステップ1)での代表的な活動には平成30年9月26日に上田市のWebサイト「うえだ大好き」のスタートがあります。


★詳しくは上田市のホームページをご覧下さい。



上田市民リポーターとは

上田市では主に「うえだ大好き」を通して、より上田市の様々な魅力的な情報を発信するために18際以上で上田市に在住、在勤、在学(高校生は除く)の方々を対象に上田市民リポーターの募集を令和元年5月16日(木)から6月21日(金)まで行われ、8名の応募者があり、7名の方が上田市民リポーターとなる承諾を得て活躍することになりました。

上田市民リポーターは現在、上田市内のイベントや身近なまちの話題、地域活動などを取材し、上田市へ記事や写真を提供することを担っています。

 

※「うえだ大好き」の公開時の記者会見を「まいぷれ上田・東御」で掲載しています。

上田市市民リポーター養成講座を「まいぷれ上田・東御」で掲載しています。

上田市市民リポーターの皆さん

あとがき

新型コロナウィルスの感染拡大に伴う、緊急事態宣言で上田市も例外なく、楽しみにしていたイベントやお祭りなどは中止となり、さみしいことではありますが、大切な命、大切な我が郷土信州上田、大切な日本の安心と安全を得るために暫くの辛抱をもって守りきりましょう。

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