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酒米作って、戸沢活性化プロジェクト!

酒米作って、戸沢活性化プロジェクト!(その5:どんど焼き)

“戸沢酒米作りプロジェクト”・・・どんど焼き!!

どんど焼き

 “どんど焼き”は地方によって呼び名が違います。“さいと焼き”、“どんだら焼き”、“おんべ焼き”などなど・・・があるそうです。

 どんど焼きの起源は平安時代に1月15日の小正月に宮中で“毬杖(ぎっちょう)”と言う杖を3本組合わせ(現在は長い竹を組んだもの:おんべ)その上に扇子や短冊、古書などを結びつけて、陰陽師が謡ながら焼き、吉凶を占った宮中行事という説があります。

 毬杖(ぎっちょう)3本を結ぶことから“三毬杖(さぎちょう)(左義長)と呼ばれ、それが民間に伝わり現在に至っているとされています。

どんど焼きスタート

 プロジェクト委員会実行委員長宮島泰弘(みやじまやすひろ)から集まった住民の皆さんにプロジェクトの理解と繋がってどんど焼きが出来る事への感謝の挨拶があり、いよいよ“どんどや(やぐら)”の基に火が付けられました。

 

実行委員長の宮島泰弘さん

“どんど焼き”に火が付けられて

上田ケーブルビジョン株式会社(UCV)さんの取材

 3月17日の開墾作業から一緒に取材をしてきたUCVさんも、一緒に取材です。

“どんど焼き”を取材するUCVさん

繭玉団子を焼いて食べる

 

無病息災を願って

 どんど焼きのひが弱まってくるとお待ち兼ねの繭玉団子を焼きます。

どんど焼きの火は神聖な火とされていて、その火で焼いた繭玉団子を食べると「1年間は病気にならない、風邪を引かない」という言い伝えがあります。色鮮やかな繭玉団子は程よく焦げ目がついて美味しそうに焼けていました。

綺麗に焼けた“繭玉団子”

焼け具合はどうかな?

“繭玉団子”

温かいモツ煮込み

 もうひとつお楽しみがありました。プロジェクト委員会事務局の牧内一浩さんが温かいモツ煮込みを用意して参加者の皆さんに振る舞われていました。

 美味しいモツ煮込みに皆さんから笑顔がこぼれ、寒いこの時期には最高のおもてなしとなったようです。

プロジェクト委員会事務局の牧内一浩さん

モツ煮込み

温かい“モツ煮込み”を美味しそうに食べる皆さん

国道144号線、真田の信号近くにある案内板

今後の予定

 2月2日(土)にはわら馬づくりが講習会を兼ねてが開かれます。そして2月10日にはいよいよ国選択無形文化財に指定されている“戸沢のねじ行事”が行われます。

 今回収穫された戸沢の“ひとごこち”は特上に次ぐ特級となり収穫量は玄米で18袋(9俵)になりました。2月にいよいよ岡崎酒造株式会社さんで仕込みとなります。

 「まいぷれ上田・東御」では今後もプロジェクトお酒が出来るまで取材をさせて頂きながら「まいぷれ上田・東御」取材レポートでご紹介していきます!

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